神経衰弱からしばらくして。
テト「しかしまぁ、ありゃ慌てたけどそろそろそういう話もあったっておかしくないかぁ……」
クォウ「言われてみればオーナーとルゥがくっついてからそろそろ一年じゃな」
テト「ついでに言うとそれまでも長かったしね」
エルダ「にしてもルゥさんの面倒な暴走止めるためとは言え、オーナーもデリカシーなさすぎですわ」
クォウ「テトの慌てぶりもじゃがの」
テト「あーもう、そりゃ5年も見てきてるんだからそりゃね、慌てるってもんだよ」
テト「そもそもを言えばオーナーの女の人の好みとかから大胆に外れてるしね、ルゥ。」
エルダ「オーナーのそういった好みって知りませんわねそういえば」
クォウ「まぁ聞いても仕方が無いものじゃしな」
エルダ「そういえばあの娘発言といえば、」
テト・エルダ「といえば?」
エルダ「赤ちゃんはどうやってできるんですの?」
テト「え……(エルダの場合見た目より中身が幼いからなぁ。コウノトリでいいのかな?)」
クォウ「何を今更(そりゃコウノトリが運ぶに決まっとるじゃろ)」
エルダ「ほら、人間同士ならともかく、一応は人間と機械なわけですので子供は人間なのか神姫なのかその間の子なのか、どうなるんですの?」
テト「あぁそういう……」
アノン「あ、みなさーん!何話してるんですか?」
テト「なんとなく適当にーって感じだね」
クォウ「おお、アノン。特訓の首尾はどうじゃ? カード周りも早く覚えてワシと再戦するぞよ」
アノン「あはは、どうもカードはダメでついついシュート練習になっちゃってますね」
エルダ「そうですわ、アノンはどう思います? オーナーとルゥさんの子供の大きさどうなると思います?」
アノン「そうですねぇ、多分お母さんが育てられるサイズに計らってくれるんじゃないですか?」
クォウ「コウノトリも大変じゃの。このちっこいのと違って」
ノヴァラプター「キキキィイ!!!」
アノン「こらノラちゃん乱暴はダメです!」
エルダ「ノラ?」
アノン「はい、ノヴァ・ラプターさんなのでクノラです」
エルダ「野生に帰ってますわよ…」
ノラ「キュウウ……」
エルダ「しかしなんでコウノトリが運ぶんですの?」
「 こう、ラヴでスペクタクルな出来事があった上でいきなりコウノトリって不自然なカンジがするんですの」
テト「まぁ確かに唐突には感じるね。コウノトリが出てくるのは」
ルゥ「まぁなんてったって迷信ですし! 真実の姿とは得てして違うものっ!」
テト「おお、ご本人さん登場」
アノン「それでどうやって生まれるんですか!?」
エルダ「そうですわ、ルゥさんかオーナーに聞くのが一番は早いですわね」
クォウ「そこらへん詳しく頼むのじゃ」
ルゥ「ふふぅー、聞いて驚くなですし!」
ルゥ「パーツ購入検品組み上げ!二人で一緒に新しい生命を作る! まさに初めての共同作業(物理)ですし!」
いろいろと台無しな発言だと思います。
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