バイト忙しい期間終わったァー! ただいま! ってまぁ0時どころか1時過ぎてるしみんな寝てるよねぇっていう。
ルゥ「えへへー、おかえりなさいですし」
おお、待っててくれるなんて嬉しいね。いつも先に寝てるのに。
ルゥ「今日はクリスマスイヴですし。もう当日ですけど。そーいう日くらいいくら遅くても待つのが甲斐性というものだと思いますし」
甲斐性ねぇ…どっちかというと今月ずっと構えてない僕のそれが疑われるところなんだけど。
ルゥ「まぁそれはともかく、アノンやクォウ、エルダのプレゼントは用意できてるんです?」
ん? エルダさん、も…?
ルゥ「むしろエルダが一番楽しみにしてますし」
…………おおおお、落ち着こう、まだあわてるような時間じゃない。
ルゥ「おおう…明日朝どうにか頑張るほかないと思うんです、オーナー」
全力でサンタの存在はぐらかしつつ謝罪させていただきます。
ルゥ「みんなサンタを楽しみに寝てるいい子ちゃんなんですよ?」
はい、すいませんでした……。
あ、その理屈で行くとルゥは悪い子なのか。まだ寝てないし。
ルゥ「えへへー」
ルゥ「でもオーナー、知ってます? 悪い子にもちゃんとサンタは来るんですし。相応に、悪いことする黒いサンタさんですけど」
またえらく懐かしいお話を。チョコチップクッキーとミルク用意しなくなったのは何歳の頃だったかな。
ルゥ「私はサンタさんが誰か知ってますし、怖くないですけど」
一番のわがままっ子がそういう事いってくれるとホント助かります。
ルゥ「えへへ、それでですオーナー」
ルゥ「悪い子の私にサンタさんはちゃんと悪いことしちゃってくれるんです?」
おおっと、そう言う前フリでしたか。
ルゥ「いやぁ、最近お相手してないわけでしてですね……」
まぁ、うん。正直体力的にそれどころではなかったわけで。
ルゥ「そんなオーナーにはせっかくなので好きにさせてあげるお楽しみコースでご案内させて頂きますし」
お、主導権貰っていいのね? イニシアチブ握っていいのね!?
ルゥ「えへへー」
ルゥ「たまにはそういう気分もあるんですし。さぁさご遠慮なくですし!」
よーし、張り切っていこうか!
ルゥ「えへへー」
そんなこんなの夜でした。