ルゥ「と、とりあえずこうなったら……えいや!」
ルゥ「こうしとけばミラクルフレイムを取られる心配はないですし」
クォウ「何気にクリティカルKO相当のことしとるな……」
サイコロ爆丸の貴重なクリティカルシーンが共食いかぁ……
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というわけで両者特にゲートゲットできずに続きましたが今回はどうなるのやら。
クォウ「悩んでも仕方あるまい。爆丸シュートじゃ!」
ルゥ「さくっとお着替え完了してかーらーのっ!」
というわけで始めようセットのフィールドで用意させていただきました!
手持ちの爆丸は通常のバトルと同じ3体、1ターンに2回シュートできてその2体を同じ絵柄のゲートカードにスタンドさせれたらゲートカードゲット。
また、スタンドさせた爆丸は基本的にターン終了時に手元に戻すけどそのまま相手ターン中まで残して障害物にすることも可能。そうした場合は次のターンその爆丸をシュートできない。
基本的にはこんな感じで行こうと思うけど、ふたりともどう?
クォウ「特に不満は無いかのう。バトルとクリティカルKOはどういう扱いになるのじゃ?」
バトルは特に発生せずにどこにスタンドしたのかだけを見ようと思う。KOも同様で相手をはじいていようがいまいが関係なくスタンドした場所を参照するだけにする。簡単に言うとちょうどクォウがシュート練習してたからスタンドのみで勝負、って感じだね。
ルゥ「それだけわかればオッケーですし! さぁさはやくバトル!」
クォウ「よし、負けぬぞ!」
ルゥ「こっちのせりふですし!」
ところでルゥ、珍しく靴はいてるけど何で?
ルゥ「そりゃ素足でけると痛いですし……それに、」
それに?
ルゥ「私が素足で踏むのは地面とオーナーだーけでーすし♪」
いやぁそういう特別扱いってうれしいね! 地面と同列だけど! 同列だけど!
ルゥ「えへへー」
クォウ「だめじゃこやつら、はやく何とかしないと……」
クォウ(この距離でシュートするなら後ろ向きにして少し強め、じゃな……)
ぱきゃ
クォウ「よし!」
クォウ「続けて隣のゲートにじゃと少し回転をかけて……」
クォウ「うむ、なかなか上達してきたのぅ。教わった甲斐もあるというものじゃ」
それ教えてる側が言うことじゃないかな、普通。
クォウ「なんじゃ、オーナー。文句あるのか?」
いやいや、上達して何よりです。
クォウ「じゃな。アノンには感謝してもしきれんぞよ」
クォウ「で、じゃ。そろそろ再戦してみたいのじゃが、フィールド出してもらってもいいかのう?」
ウルファング「ガウ!」
んーとはいえなぁ。アノンさんのほうは自分でデッキ構築してみるって経験がまだないから力の差が大きくなり過ぎかもね。前回はアノンさんがシュート技術で勝っててクォウはカード戦略で勝ってるって感じだったから互角だったわけだし。
クォウ「ううむ……」
エルダさんは今なんかテトさんとしゃべってるしだし、うーん…
クォウ「ならオーナーが相手をしてくれればいいのじゃ」
あ、それはちょっと簡便かな、今作業中だし。
クォウ「作業?」
そうそう、自作のビーダマンをちょいとね。如何せん精度悪いからねぇ、たまにメンテしてあげないとだめなんだわ。
ルゥ「どっちかというとそれもやめてお布団にいといて欲しいところですし。となりで監視しとくのも面倒ですし」
ベッドで寝てるほーが疲れるんですよ、はい。いやぁ、それにしても病気してみるものだね! ナース服! 看病仕様!いつもと違った魅力のルゥかわいい!
ルゥ「えへへーおだてても何も出さないですし」
何もでなくともかわいいものはかわいいし!
ルゥ「えへへー」
クォウ「のぅ、ウルファング、この乳くりおうとるのをわしらはいつまで見てればいいのじゃ…?」
ウルファング「……」
クォウ「話題ふってすまんかった」
あ、そうだクォウ、それならルゥと対戦とか…あ、だめだデッキひどいし。
ルゥ「またひどいとか言われた……」
クォウ「別にいいが、程度は違うとはいえ結局アノンと同じことにならんかのう?」
ルゥ「クォウまでひどいですし!?」
だねぇ……
ルゥ「あー否定が無いのが地味に悔しいですし!!」
だったらミニゲーム方式とかどうかな?
二人とも「「ミニゲーム(ですし)?」」
そう、ミニゲーム。神経衰弱を爆丸でやってみるとかどうよ?
つづく
バイト忙しい期間終わったァー! ただいま! ってまぁ0時どころか1時過ぎてるしみんな寝てるよねぇっていう。
ルゥ「えへへー、おかえりなさいですし」
おお、待っててくれるなんて嬉しいね。いつも先に寝てるのに。
ルゥ「今日はクリスマスイヴですし。もう当日ですけど。そーいう日くらいいくら遅くても待つのが甲斐性というものだと思いますし」
甲斐性ねぇ…どっちかというと今月ずっと構えてない僕のそれが疑われるところなんだけど。
ルゥ「まぁそれはともかく、アノンやクォウ、エルダのプレゼントは用意できてるんです?」
ん? エルダさん、も…?
ルゥ「むしろエルダが一番楽しみにしてますし」
…………おおおお、落ち着こう、まだあわてるような時間じゃない。
ルゥ「おおう…明日朝どうにか頑張るほかないと思うんです、オーナー」
全力でサンタの存在はぐらかしつつ謝罪させていただきます。
ルゥ「みんなサンタを楽しみに寝てるいい子ちゃんなんですよ?」
はい、すいませんでした……。
あ、その理屈で行くとルゥは悪い子なのか。まだ寝てないし。
ルゥ「えへへー」
ルゥ「でもオーナー、知ってます? 悪い子にもちゃんとサンタは来るんですし。相応に、悪いことする黒いサンタさんですけど」
またえらく懐かしいお話を。チョコチップクッキーとミルク用意しなくなったのは何歳の頃だったかな。
ルゥ「私はサンタさんが誰か知ってますし、怖くないですけど」
一番のわがままっ子がそういう事いってくれるとホント助かります。
ルゥ「えへへ、それでですオーナー」
ルゥ「悪い子の私にサンタさんはちゃんと悪いことしちゃってくれるんです?」
おおっと、そう言う前フリでしたか。
ルゥ「いやぁ、最近お相手してないわけでしてですね……」
まぁ、うん。正直体力的にそれどころではなかったわけで。
ルゥ「そんなオーナーにはせっかくなので好きにさせてあげるお楽しみコースでご案内させて頂きますし」
お、主導権貰っていいのね? イニシアチブ握っていいのね!?
ルゥ「えへへー」
ルゥ「たまにはそういう気分もあるんですし。さぁさご遠慮なくですし!」
よーし、張り切っていこうか!
ルゥ「えへへー」
そんなこんなの夜でした。