アノン(山猫型)「ふぁあ…」
クォウ(九尾型)「よく寝たのう…」
アノン「ですねぇ。最近マスターの帰りも遅いですし結局顔見ず今日も寝ちゃいましたね」
クォウ「まぁ無理に夜更かしして待つこともないじゃろう、寝る子は育つ、じゃ」
エルダ(HMT型)「寝ない子も育ちますけどね…フゥ…」
クォウ「おお、どうじゃった首尾は」
エルダ「残念ながら空振りですわ。一応オーナーが帰ってきたのはそれとなく覚えていますが、それ以外は…」
クォウ「ご苦労じゃった、ともあれ、物は確実にあるはずじゃ。姿こそは見れなくとも確実に来たはずじゃ」
「「「サンタクロース(さん)!」」」
アノン「ということでテトさん、サンタクロースさん見かけませんでしたか?」
エルダ「確か私よりも長く起きてましたわよね?」
テト(猫型)「んー、残念ながら見てないね」
テト「もうサンタに物もらう年じゃないから、このグラスもオーナーにせっかくだからってもらったものだしねぇ」
アノン「そういえば今までなかったグラスですよね」
テト「もう起動されてから5年以上経つから、さすがに足腰がやばいからスタンド代わりにね。素体変えたのにこれも関節緩いとかついてないよ…」
クォウ「5年は長いのぅ…。しかし、テトでもサンタを見てないとは…」
アノン「残念です」
テト「あーでもオーナーならなにか知ってるかもね。ほら、噂をすれば起き上がってきたよ」
なになに? 何の話?
アノン「あのっオーナー! サンタさんに会いました?」
あぁ、うん。ちゃんとプレゼントも預かっといたよー
まずはクォウさんからね。
クォウ「なんじゃウルフファングではないか。起きたら枕元にいないと思ったら…ん? プレゼントじゃないのかえ?」
まぁまぁポップアウトさせてみてあげてよ。
ぱきゃ
クォウ「おお! おそろいじゃ! 胸部パーツと同じ塗装になっておる!」
サンタさんも時間なかったみたいだしあとでトップコート吹こうね。
クォウ「ふふっこれからもよろしくのう、ウルファング」
ウルファング「ガゥ!」
アノン「あの! 私のは!?」
はいはい、急かさないの。ちゃんとあるよー。ほら。
アノン「…!? ハーちゃん以外のピンクの子? でもピンク色の子はハイパードラゴノイドしかいないって…」
海外ではそこそこ居るのよ。
ちなみに名前はデュアル・ヒュドララプターさんたちと同じ小型の爆丸だよ
アノン「ええと、ハーちゃん! ハーちゃん!」
ダークオン・ハイパードラゴノイド「?」
アノン「同じ色の子だって! えへへ、これから一緒に頑張っていこうね!」
エルダ「それでオーナー。最後に私のとなりましたが、どこにあるのでしょう?」
ええと、たいへん申し上げにくいのですが…
サンタさん、エルダさんはもう大人だと勘違いしていたようです……
エルダ「・・・・・・・・・・・・ぇっ」
あ、いや、その、ね? ほらっオトナっぽいから! そうオトナっぽいから! 色気あるよね! スレンダーで痩身でスタイルいいし!だからサンタさんてっきり大丈夫かなって思ったようで!
エルダ「オーナー、神姫は全員ほぼ同じスタイルですわよ……」
とりあえず最近忙しかったので僕がなにか急ごしらえするわけにも行かなかったので今度なにか代わりの物用意させて頂きます……
エルダ「そうですわね…来年はちゃんとお願いしますと伝えていただけます?」
はい…
テト「でー何か作る予定のモノってあったっけ?」
いやぁ一切合財。作りかけのものあるけどエルダさん向けに流用できるものじゃないしねぇ。
テト「まぁ、腹くくれ。もしくは首差し出しで万事オーケー?」
体の部位は捨てない方向でお願いします。
テト「まぁ用意する気があるならそれで良しだけど」
エルダ「きゃああ!?」
テト「ん? どしたのエルダ?」
プレゼントの件は謝るから落ち着いて…っ
エルダ「いえ、その。そうではなくてですわ」
エルダ「セット品でしか手に入らないイービル・ダラクが3体も…!」
あぁ、安かったからね。ついつい追加購入しちゃったのよ。
エルダ「(3体いれば構想だけはあったデッキが作れますわ……これはまたとないチャンス、まさに運命!)」
エルダ「オーナー、ちょっとこの子たち借りますわよ! むしろ今年のプレゼントの代わりはこの子たちで手を打ちますわ!」
あ、あぁ、うん。エルダがいいなら、それで。
エルダ「では、そういうことにさせてもらいますわ! さぁみんなで特訓いたしますわよ!」
テト「結果オーライ?」
そんな感じだね。
そんなこんななクリスマスの朝でした。
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